disconnected city
小さな背中の老人がバーガーショップで昔を語り
微笑む暇なく働いてる少女はただのアルバイトで
僕は本を読むふりしながらむこうの席の話しを聞く
約束の時間追い越した時計を少し気にしながら
窓の外には漂うたくさんのlife
ふれようとするのに繋がりあうことなんかない
TV画面の中 少年達が泣き叫んでる
だけどそれはどこか遠い遠い国の出来事
非常ベルが鳴り響き 待つことに飽きた戦士が
うすら笑いをうかべどこかへ立ち去ってゆく
disconnected city
人目をひこうと着飾り歩く人達
だけど目を合わすのをそんなに恐れているのはなぜだろう
僕のアドレスに迷い込んできた見知らぬ人からのメッセージ
そいつの顔さえ知らないのに 思わず震えが込みあげる
窓の外には漂うたくさんのlife
分かっているのに感じあうことなんかない
満員電車の中サラリーマン達が汗ばんでる
だけどそれはどこか遠い遠い国の出来事
非常ベルが鳴り響き 待つことに飽きた娼婦が
うすら笑いをうかべ聞き慣れた歌をうたう
TV画面の中 少年達が泣き叫んでる
だけどそれはどこか遠い遠い国の出来事
非常ベルが鳴り響き もう誰も驚きもせず
うすら笑いをうかべどこかへ立ち去ってゆく
disconnected city
もどる