後書き


歌をうたうものにとっては、体が資本であるので、 僕は、 ”手洗い、うがい、鼻うがい”は細めに行うことにしている。 鼻うがいを始めてから3年程になるが、 激しいアレルギー性鼻炎には襲われずにすんでいる。 最近では機具が無くても鼻うがいができるような技を習得してきた。 考えてみれば、”うがい、手洗い”でウィルスを排除するのと同様で、 アレルギー物質が入らないようにすることが、 一番手軽で体によい対策だったということに僕はなかなか気づかなかった。 医者でも薬局でもなかなか教えてくれる人がいなかった。 鼻うがいはなかなか初心者にはきついと思うが、 僕自身は効果があったので是非未体験の方は試してみてもらいたい。 (重度の方はまずお医者さんに相談した方がよいでしょうが。) 鼻うがいは実はむしろまだ発症していない人にお勧めである。 発症してしまうと、鼻うがいさえもままならぬ程に詰まってしまうこともある。 まず、症状がでないようにするのが、一番自分にとっても快適だと思う。 花粉の先回りをして鼻を洗う習慣をつけておくとよいと思う。 僕はぬるめの食塩水で実行しているが、 これがとりあえず一番いい気がする。 ”えっ!食塩なんてきつそー”と思うかもしれないけど、 実は普通の水の方がいざ鼻孔に入ってくるきついものだ。 ”体温と同じくらいの温度で、 鼻水と同じくらいの濃度の食塩水”の方ががむしろスムーズに入ってくれる。 (刺激も少ない。) 弱っている鼻の粘膜には、刺激は少ないに越したことはない。 今年(00年)の春は例年の何倍もの花粉が飛ぶそうだ。 今年初めて花粉症を発症する人も多いだろう。 このページが少しでも参考になればと思う。

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